協働学習デザイン・ラボ(CLDL)について

なぜ、CLDLを立ち上げたのか

大学教育は、知識や専門性を体系的に学ぶ場として、長い時間をかけて高度に整備されてきました。
一方で、学生が社会に出たあとに問われる主体性・協働力・試行錯誤する力といった非認知能力については、「どのような場で、どのように育っているのか」が見えにくいままになっている側面があります。

CLDLは、この見えにくい学びそのものを、意図的に設計できないかという問いから生まれました。

個人の努力に依存しない学びへ

多くの大学で、グループワークやアクティブラーニングが実践されています。
しかし、その成果は学生の性格や教員の経験に左右されることも少なくありません。

CLDLでは、学びを「個人の資質」や「偶然の成功」に委ねるのではなく、協働が自然に機能する構造や関係性を整えることが重要だと考えています。

CLDLが大切にしている考え方

CLDLが重視しているのは、優れた個人を育てることではなく、学びが生まれ続ける「場」をつくることです。

  • 正解を与えるのではなく、問いを共有する
  • 失敗を排除せず、学びの材料として扱う
  • 振り返りを個人作業ではなく、対話のプロセスにする

こうした視点をもとに、協働学習を「自然発生」に任せるのではなく、学習デザインの対象として捉え直すことを目指しています。

協働学習を、大学教育の文化に

CLDLは、完成されたプログラムや手法を提供する活動ではありません。

大学ごとの教育理念、学生の特性、地域との関係性を尊重しながら、一緒に考え、試し、振り返るプロセスを重ねていくことを大切にしています。

その積み重ねが、

  • 学生の成長実感を高め
  • 大学の教育価値を可視化し
  • 社会から信頼され、選ばれ続ける基盤になる

と考えています。

CLDLの役割

CLDLは、協働学習の設計・実装・振り返りを、大学と伴走しながら支援する実装型ラボです。

社会接続型教育の重要性が高まる一方で、協働の質そのものを設計する視点は、まだ十分に言語化されていません。

CLDLは、その設計思想と実践知の体系化を目指しています。

これからについて

CLDLは現在、構想と設計を重ねている段階にあるラボです。
実践を通じて学び続けながら、協働学習が大学教育の中で自然に機能する形を探究していきます。

まずは、対話から。
CLDLは、大学とともに学び続ける存在でありたいと考えています。

運営者について

CLDL(協働学習デザイン・ラボ)は、教育・人材育成・組織づくりの現場に長く関わってきた運営者によって立ち上げられました。

学生時代には、廃部寸前だったサークルの立て直しに携わり、協働と対話によって組織が変わっていく過程を経験しました。
その後、営業、組織運営、人材育成、経営支援などの分野で、個人とチームの成長を現場で支える仕事に携わってきました。

CLDLでは、こうした経験を背景に、個人の能力に依存しない「学びが生まれる場の設計」をテーマとして、大学教育における協働学習の在り方を探究しています。

※ 詳細な経歴については、必要に応じて個別にお伝えしています。

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